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中学理科1年 光・音の世界、色々な力の世界 実力テスト2・解答

力の世界

中学理科1年 光・音の世界、色々な力の世界 実力テスト2


2、音に関する実験を行いました。これについて、後の問いに答えて下さい。


〈実験1〉
    2つの音叉(おんさ)A、Bを用意し、図1のように置き、たたいて出た音の波形をコンピュータで調べました。この時耳に聞こえた音は、音叉(おんさ)Aの方が音叉(おんさ)Bより少し高かった。


(1)2つの音叉(おんさ)を強さを変えてそれぞれ2回ずつたたいて鳴らすと、次の4種類の波形が観測されました。?音叉(おんさ)Aを強くたたいたとき?音叉(おんさ)Bを弱くたたいたときに観測された波形を、次のア~エから選んでください。


   答え ?[イ]?[ア]


   ・音は振動数が多いほど高くなり、振幅が大きいほど大きくなります。また、強くたたくほど振幅は大きくなります。ですから、?の音叉(おんさ)Aの音の波形は、振幅が大きく、振動数が多く表され、?の音叉(おんさ)Bの音の波形は、振幅が小さく、振動数が少なく表されます。



(2)(1)の?で答えた理由を、簡単に書いて下さい。


   答え [音叉(おんさ)Aは高い音が出るので振動数が多く、強くたたいているので振幅が大きい波形になります。]


〈実験2〉


     Aさんが図2のように校舎から102m離れた位置から校舎に向かって大きな声をだしました、反射した声が聞こえるまでの時間を測定したら0.6秒でした。



(3)この時、声が伝わった距離は何メートルになりますか?


   答え [204]m


   ・声が伝わった距離は壁までの往復の距離になりますから、102(m)×2=204〈m〉


(4)この時の声の伝わる速さを求めてください。


   答え [340]m/秒


   ・声が伝わった距離を、声が聞こえるまでの時間で割れば、声の伝わる速さがわかります。


     204〈m〉÷0.6〈秒〉340(m/秒)になります。



(5)図3のようにAさんは図2と同じ位置に立ち、BさんはAさんと校舎の間に立ちました。Aさんが校舎に向かって大きな声を出し、Bさんがその声が聞こえてから校舎で反射して再び聞こえるまでの時間を測定すると、0.5秒でした。AさんとBさんの間の距離は何メートルになりますか?


   答え [17]m


   ・壁からBさんの立っているところまでの距離を出すためには、(声の伝わる速さ[m/秒])×(声が聞こえた時間[秒])(声が伝わった距離「m」)「往復になりますから距離を半分にします÷2」
 
     式にあてはめてみます。


     340[m/秒]×0.5[秒]÷285(m)これでBさんの立っている距離〈校舎から〉がわかりました。問題は、AさんとBさんの間の距離ですから、(Aさんの立っている距離)(Bさんの立っている距離)=〈間の距離〉になります。


      102〈m〉−85〈m〉=17〈m〉になります。



(6)図3の位置でBさんが校舎に向かって大きな声を出して、校舎で反射した声がAさんに聞こえるには、何秒かかると考えられますか?


   答え [0.55]秒


    ・AさんとBさんとの間の距離は17メートルということはわかっていますから、音の進んだ距離はBさん~校舎~Aさんになりますから、85(m)+102(m)=187〈m〉になります。


    求めているのは、声のかかった時間になりますから、「声の進んだ距離」「声が伝わる速さ」で割れば「かかった時間」がわかります。


      187(m)÷340(m/秒)0.55(秒)



 

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