中学3年理科 運動とエネルギー 力学的エネルギー 確認問題3・解答
3、質量とエネルギーの大きさ
図1のような斜面を用いて、いろいろな質量の鉄球を高さを変えて転がし、
水平面上の木片に衝突させて木片を動かして、その動いた距離を測定しました。
図2は、その結果を示すグラフになります。
これについて、次の問いに答えてください。
(1)鉄球が斜面を転がり下りているとき、鉄球がもつ運動エネルギーと鉄球の速さはどうなりますか?
次のア~オから選び、記号で答えてください。
ア、速さも運動エネルギーも、 だんだんと大きくなります。
イ、速さも運動エネルギーも、だんだんと小さくなります。
ウ、速さはだんだんと大きくなり、運動エネルギーは小さくなります。
エ、速さはだんだんと小さくなり、運動エネルギーは大きくなります。
オ、速さも運動エネルギーも一定に保たれています。
☆ 斜面を下りる運動では、低くなるにつれて位置エネルギーが運動エネルギーに移り変わり、
運動エネルギーは大きくなり、それにともなって速さも大きく(速く)なります。
答え ア
(2)鉄球を300gの質量のものに変えて同じ実験をすると、鉄球の高さと木片の移動距離との関係はどのようになりますか?
図2のグラフにかき入れてください。
☆ 図2の図を見てください。
100gの鉄球で高さ30?の場合の木片の移動距離は、
200gの鉄球で高さ30?の場合の移動距離の2倍になります。
このことから、300gの鉄球の場合は、木片の移動距離は、100gの鉄球の場合の3倍になることがわかります。
答え 図
(3)30cmの高さから鉄球を転がしたときの鉄球の質量と、木片の移動距離との関係をグラフに表すとどのようになりますか?
図3のグラフにかき入れて下さい。ただし、グラフの縦軸は、図2と同じものとします。
☆ (2)で鉄球の高さが30cmの場合 木片の移動距離
100g 2
200g 4
300g 6
になります。
答え 図
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