※問題文を修正しました。
中学2年数学 連立方程式 2確認問題5・解答
5、100段ある階段の50段目にA,Bの2人がいます。ジャンケンをして、勝ったら1段上がり、負けたら2段下がり、あいこの場合は動かないというルールでゲームを行いました。25回ジャンケンをして、あいこが11回あり、AはBより6段下にいました。このとき、A,Bがジャンケンに勝った回数をそれぞれ求めて下さい。
勝った回数を、χ、yとします。
Aが勝った回数を χ(回)
Bが勝った回数を y(回)
あいこの回数は、 11(回)
ジャンケンをした回数は、25(回)
ですから、
ジャンケンの回数で考えると、
(Aが勝った回数)+(Bが勝った回数)+(あいこの回数)=(ジャンケンをした回数)
χ(回) + y(回) + 11(回) = 25(回)
χ+y+11=25
χ+y=25−11
χ+y=14
になります。
次に、AとBの階段の段差で考えます。
Aの勝った回数からAが負けた回数を引けば、上がった階段の段数になります。
Aが負けた回数は、Bが勝った回数になりますから、
そして、勝てば、1段上がり、負ければ、2段下がりますから、
(階段の位置) =(上がり・下がりの段数)×(勝ち・負けの回数)
(Aの勝った回数)−(Bが勝った回数)=(Aの階段の位置)
χ(回) − 2y(回) =(χ−2y)
Bも同じように考えて行きます。
(Bの勝った回数)−(Aが勝った回数)=(Bの階段の位置)
y(回) − 2χ(回) =(y−2χ)
AがBより6段下にいますから、
(Aの階段の位置)+6=(Bの階段の位置)
(χ−2y) +6=(y−2χ)
(χ−2y)−(y−2χ)=−6
χ−2y−y+2χ=−6
χ+2χ−2y−y=−6
3χ−3y=−6
連立方程式を作ります。
3χ−3y=−6
{
χ+y=14
3χ−3y=−6
{
3χ+3y=42
3χ−3y=−6
+)3χ+3y=42
6χ =36
χ=6
χ+y=14 に χ=6 を代入します。
6+y=14
y=14−6
y=8
χは、Aがジャンケンで勝った回数になり、
yは、Bがジャンケンで勝った回数になります。
答え Aがジャンケンで勝った回数 6回 、Bがジャンケンで勝った回数 8回
コメント
問題文で3段下がるになっていますが、2段ですか?
ご指摘ありがとうございます!
問題文を修正しました。