中学理科1年 物質のすがたと状態変化(2) 状態変化と温度 練習問題2・解答
2、図は、液体の物質A~Dをそれぞれ加熱したときの、温度の変化と加熱時間の関係をグラフに表したものになります。これについて、次の問いに答えて下さい。
(1)物質A~Dのうち、混合物はどれになりますか?
答え [D]
・混合している物質の割合によって変わります。状態変化している間も、温度は変化します。温度変化をグラフにすると平らな部分はできません。
平らな部分がないのは、Dになります。
(2)同じ物質と考えられるのは、どれとどれになりますか? 次のア~エから選んでください。
ア AとB
イ AとC
ウ BとC
エ BとD
答え [イ]
・物質の量に関係なく、物質の種類によって決まっていますから、物質を見分ける手がかりになります。状態変化している間は、温度は変化しません。温度変化をグラフにすると、融点と沸点でグラフが平らになります。同じ80℃で、平らな部分になっていますから、同じ物質と考えられます。
(3)物質Bのグラフで、a−bの平らな部分の温度を、この物質の何といますか?
答え [沸点(ふってん)]
・液体が沸騰(ふっとう)して気体に変わるときの温度。物質の量に関係なく、物質によって決まってきます。
(4)a−bの平らな部分において、物質Bは固体・液体・気体のどれとどれが混じった状態になりますか?
答え [液体と気体]
・元の物質は液体なのですから、その液体を加熱して平らな部分ができたのですから、それは液体から気体になっているところ(沸点)だということがわかります。
コメント