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中学理科1年 植物の世界(4) 植物のなかま 練習問題2・解答

植物

中学理科1年 植物の世界(4) 植物のなかま 練習問題2・解答


 図のように、葉のついた植物の茎を、水に入れたメスシリンダーにさし、水面から水が蒸発しないように水面に油を注ぎました。4時間後に水の量を調べたら、水が減っていました。これについて、次の問いに答えてください。


(1)水の量が減ったのは、植物が吸収した水を体の外に放出したためになります。主に放出した部分は、茎・葉のどちらになりますか?


   答え [×茎・○葉]


   ・植物の体内の水を放出する気孔は、ほとんどが葉の部分にあります。



(2)水が放出されたのは、(1)で答えた部分の表面にあります。何という穴からですか?


   答え [気孔(きこう)]


   ・気孔の開閉によって行われ、日中に多く行われます。


   (蒸散が行われるため、植物体内の水分が調節され、根からの水や肥料分の吸収が途切れることがありません。)


 


(3)放出されたときの水の状態を答えてください。


   答え [水蒸気(気体)]


 


(4)このように、植物の体の中から外へと水が放出されるはたらきを何といいますか?


   答え [蒸散(じょうさん)]


   ・葉に運ばれた水が、機構から水蒸気として出て行く現象のこと。


  (5)同じ植物の、すべての葉の裏にワセリンを塗って、同じ実験をすると、水の減る量はどのように変化しますか?


   答え [少なくなる]


   ・気孔は葉の裏側に多く存在するため葉の裏にワセリンなどを塗ると放出される水の量は少なくなります。


 

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