中学2年数学 円周角の定理 平面図形 確認問題6・解答
6、図において、△ABCはAB=ACの二等辺三角形であり、∠BAC=40°になります。△ABCの外接円の弧AB上に点Pをとり、直線APと辺CBの延長との交点をQ、PCとABの交点をRとします。
∠AQB=30°であるとき、∠ARCの大きさを求めてください。
答え
〔証明〕
仮定により
AB=AC
ですから、△ABCは二等辺三角形になります
二等辺三角形は底角の∠ABC=∠ACBになります。
∠BAC=40°ですから
底角は
∠ABC+∠ACB=180−∠BAC
=180−40°
=140°
になり、△ABCの1つの底角は
140÷2=70°
になります。
弧ACの円周角はどれも同じになりますから、
∠ABC=70°
∠APC=70°・・・①
になります。
三角形APRで考えます。
* △APRの∠APRと∠PARがわかれば、その三角の外角∠ARC=χがわかります。
①は、わかりましたから、
つぎに、∠PARを考えます。
∠PARは、△AQBの1つの角になります。
△AQBの∠AQBは仮定により
∠Q=30°
∠QBAは、180°から∠ABCを引けばわかりますから、
∠QBA=180°ー∠ABC
=180°ー70°
=110°
△AQBの∠QABは、
∠QAB=180°ー(∠AQB+∠QBA)
=180°ー(30°+110°)
=180°ー140°
=40°
∠QAB=∠PARですから
∠PAR=40°・・・②
△APRの2つの内角がわかりました。
①,②より
△APRの外角=∠ARCで、
∠APC+∠PAR=∠ARC
70°+40°=110°
∠ARC=110°
答え ∠ARC=110°
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