中学3年理科 運動とエネルギー 力と運動(2) 確認問題2・解答
2、慣性
次の図のようなおもりが下がった電車が、グラフに示したような速さで点Aから点B、点Cをへて点Dへ行きました。
これについて、次の問いに答えてください。
(1)おもりが次の?~?のようになる区間を、後のア~ウから記号で選んでください。
? おもりか垂直に下向きのままになっている区間
? おもりが左に傾く区間
? おもりの傾きが最も大きくなる区間
ア AB間 イ BC間 ウ CD間
答え ? [ イ ] ?[ ア ] ?[ ウ ]
○ まず考えるのは、電車の運動とおもりの運動になります。
この2つの運動はそれぞれ別の運動と考えましょう。
電車の速さが大きく(速く)なっていくと、おもりは電車に取り残されて(おもりはそこに、いつづけよう として)進行方向とは逆に左向きに傾きます。
次に、電車が速さをしだいに小さく(遅く)なっていくと、おもりは進行方向に投げ出されるように(おもりは電車と同じ速さで進みつづけようとする)進行方向(右向き)に傾きます。
電車が一定の速さで進んでいるときは、おもりも電車と同じように進行方向に進んでいますから、垂直に下向きになっています。
(2)(1)に関係する法則名を答えてください。
○ 物体に力がはたらかない時や、力がはたらいてもそれらがつりあっているとき、
止まっている物体はずっと止まっているし、動いている物体は等速直線運動を続けます。
これを慣性の法則といいます。物体がもっているこのような性質を慣性といいます。
答え [ 慣性の法則(かんせいのほうそく) ]
(3)(2)の法則を簡単に説明してください。
答え [ 物体に力がはたらかない時や、力がはたらいてもそれらがつりあっているとき、
止まっている物体はずっと止まっているし、動いている物体は等速直線運動を続けます。 ]
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