2 根のつくり
上図はイネとホウセンカの根を模式的に表したものです。これについて、次の問いに答えてください。
(1)Aに見られる①の太い根と②の細い根をそれぞれ何といいますか?
答え ①[主根(しゅこん)]、②[側根(そくこん)]
・中心の太い根を主根(しゅこん)といい、主根から枝分かれして出ている細い根を側根(そくこん)といいます。葉脈が網目状の植物の根になります。
(2)Bのような根を何といいますか?
答え [ひげ根]
・太い根がなく、茎の付け根から広がるほぼ同じ大きさの根をひげ根といいます。葉脈が平行の植物の根になります。
(3)ホウセンカの根を表しているのは、A、Bのどちらの図になりますか?
・ホウセンカは、主根(しゅこん)と側根(そくこん)を持つ植物の茎の維管束は輪状になっています。
(4)茎の維管束(いかんそく)が図のように並んでいるのは、A,Bのどちらの根の形をした植物になりますか?
答え B
・維管束がバラバラですから、葉脈が平行で、ひげ根の植物になりますから、イネになります。
(5)維管束が図のように並んでいる植物を、何類といいますか?
答え [単子葉(たんしよう)類]
・子葉が1枚の植物。根はひげ根、茎の維管束はバラバラ、葉脈は平行に通っています。
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