中学1年数学 反比例 練習問題1 解答・解説
次の、1~5について、χ、yの関係を式に表してください。また、yがχに
反比例するものは比例定数を、そうでないものは×印をつけてください。
(1)100ℓ入る容器に毎分χℓの割合で水を入れていくと、y分でいっぱいになります。
反比例の式ならば、y=a/χ で表すことができます。
比例定数は、a=χy になります。
yは、毎分(時間)になります。
χは、水の増えていく割合(ℓ)になります。
表に表してみましょう
χ(ℓ) 100 50 25 20 10
y(分) 1 2 4 5 10
の関係になります。
反比例の式にあてはめてみましょう。
y=a/χ
1=a/100 2=a/50
両辺に100をかけます 両辺に50をかけます
1×100=a/100×100 50×2=a/50×50
a=100 a=100
比例定数 aが、100で一定ですから、反比例ということがわかります。
反比例の式に、比例定数100をあてはめてみましょう。
y=a/χ
a=100
y=100/χ
になります。
y=a/χで表すことができますから、この式は反比例だということがわかります
答え y=100/χ 、比例定数 a=100
(2)1冊150円のノートχ冊と1本100円のボールペン1本の代金y円
合計の代金をyは、(ノートの代金+ボールペンの代金)になります。
(ノートの代金)は、(ノート1冊の代金)×(冊数)
(ノートの代金)=(150)円×(χ)冊
(ボールペンの代金)は、1本ですからそのまま100(円)を加えます。
(合計の代金)=(ノートの代金)+(ボールペンの代金)
=150円×χ冊+100円
=150χ+100
(合計の代金)は、yですから、式にすると
y=150χ+100
になります。
反比例の式は、y=a/χ ですから
150を比例定数と考えると
y=aχ+100
で反比例の式になりません。
答え y=aχ+100、×
(3)時速χkmの自動車が3時間走ったときの道のりykm。
道のりを求める式は、
(道のり)=(速さ)×(時間)
道のりは、yで、速さは、χ、時間は3時間ですから
y=3χ
になります。
反比例の式は、y=a/χ ですから
3を比例定数と考えると
y=aχ
で反比例の式になりません。
答え y=3χ、×
(4)面積20㎠の長方形の縦χcmと横ycm。
長方形の面積の求め方は、(縦)×(横)になります。
(面積)=(縦)×(横)
20㎠=χ(?)×y(?)
表に表してみましょう
χ 1 2 4 5
y 20 10 5 4
になります。
反比例の式は、y=a/χ ですからあてはめてみましょう。
20=a/1 10=a/2
両辺に1をかけます 両辺
に2をかけます
1×20=a/1×1 2×10=2×a/2
a=20 a=20
aは、比例定数ですから、比例定数は20ということがわかります。
反比例の式にあてはめてみましょう
y=a/χ
y=20/χ になりますから、反比例ということがわかります。
答え y=20/χ 、比例定数 a=20
(5)150ページの本をχページ読んだ時の残りはyページである。
残りのページ数を求める式は
(残りのページ数)=(本の総ページ数)−(読んだページ数)
ですから、
y(ページ)=150(ページ)−χ(ページ)
になります。
y=150−χ
反比例の式は、y=a/χですから
y=150−χは反比例になりません
答え y=150−χ、 ×
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