練習問題3(文字式と数の乗法・除法3)解答・解説
次の数量の関係を等式に表してください。
(1)父の年齢はχ歳、子の年齢はy歳で、子は父より25歳若いです。
今までと同じように何と何が等しいかを考えます。
父の年齢で考えるか、子の年齢で考えるかになります。
まずは父の年齢で考えていきましょう
父の年齢は、子の年齢に25歳を付け加えればわかりますから
父の年齢=(子の年齢)+(25歳)
χ(歳)=y(歳)+25(歳)
子の年齢で考えれば
子の年齢は、父の年齢から25歳分を引けばわかりますから
子の年齢=(父の年齢)−(25歳)
y(歳)=χ(歳)−25(歳)
になります
答え χ=y+25 、 y=χ−25 どちらかになります。
(2)500円出してχ円の雑誌を買うと、お釣りはy円です。
何と何が等しいかを考えます。
この問題も500円を左辺に持ってくるのか、
お釣りを左辺に持ってくるのかを考えます。
まずは500円から考えます。
500円になるには、(雑誌の値段)と(お釣り) を足せば500円になります。
500(円)=χ(円)+y(円)
つぎにお釣りで考えます。
お釣りは、(500円)から(雑誌の値段)を引いたのがお釣りの金額になります。
y(円)=500(円)−χ(円)
になります
答え 500=χ+y、y=500−χ
(3)amの針金から5mの針金を切り取って使うと、残りの針金の長さはbmです。
この問題も何と何が等しいのかを考えなければいけません。
残りの長さを基準に考えるか、もとの針金の長さを基準に考えるかです。
まずは残りの針金の長さで考えましょう。
残りの針金の長さは、もとの針金の長さから5mを引いた長さになります。
b(m)=a(m)−5(m)
つぎに、もとの針金の長さを基準に考えましょう。
もとの針金の長さは、残りの針金の長さに5mを加えたのがもとの長さになります。
a(m)=b(m)+5(m)
になります
答え b=a−5、 a=b+5
(4)χ円持っていて、y円の本を買おうとしたが、200円足りませんでした。
今回も等しいものは何かを考えなければいけません
いくら持っていたのかを基準に考えるか、
本の値段はいくらだったのかになります。
まずはいくら持っていたのかを考えましょう。
持っていた金額は、本の値段から200円を引けばわかります
(持っていた金額)=(本の値段)−(足りなかった金額)
χ(円)=y(円)−200(円)
次に本の値段で考えましょう
本の値段は、持っていた金額に、200円を加えれば本の金額になります。
(本の金額)=(持っていた金額)+(足りなかった金額)
y(円)=χ(円)+200(円)
になります。
答え χ=y−200、y=χ+200
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