中学2年数学 連立方程式 連立方程式の応用 確認問題2・解答
2、整数の問題
2桁の自然数があります。その数の2倍は、十の位の数の和の5倍に等しく、また、十の位の数字と一の位の数字を入れ替えると、元の数より36大きくなります。元の自然数を求めてください。
元の自然数の 十の位の数を m とし、
一の位の数を n とします。
そうすると、元の数は
10m+n となります。
この数の2倍が,2(10m+n)=
十の位の数と一の位の数の和の5倍に等しいのですから
2(10m+n)=5(m+n)
になります。
次に、十の位の数 n と、
一の位の数 m を入れ替えた数は
(10n+m) になり、元の数(10m+n)より36大きくなりますから。
(10n+m)=(10m+n)+36
10n+m=10m+n+36
10n−n+m−10m=36
9nー9m=36
9(nーm)=36
これで連立方程式をつくります。
2(10m+n)=5(m+n)
{
9(n−m)=36
20m+2n=5m+5n
20m−5m=5n−2n
15m=3n
3n=15m
n=5
9(n−m)=36 に n=5 を代入します。
9(5−m)=36
45−9m=36
−9m=36−45
−9m=−9
m=1
m=1 、n=5
mは十の位で、n が一の位ですから 15 になります。
答え 15
コメント