中学3年数学 二次方程式 2まとめテスト2・解答
2、次の問いに答えてください。
(1)二次方程式 χ²+χー6=0 の解が、二次方程式 4χ ²+(aー2)χ+2aー3b=0の解と同じであるとき、a,bの解を求めてください。
χ²+χー6=0 の解を求めます。
掛けてー6,足して1になる2つの数は
ー2×3=ー6、−2+3=1
χ²+χー6=(χー2)(χ+3)
(χー2)(χ+3)=0
A×B=0 ならば A=0 または B=0 になります。
χ−2=0、χ+3=0
χ=2 、χ=ー3
つぎに、4χ ²+(aー2)χ+2aー3b=0 にχ=2,χ=ー3 を代入します。
4(2) ²+(aー2)2+2aー3b=0
4×4+2aー4+2aー3b=0
16+2aー4+2aー3b=0
16ー4+2a+2aー3b=0
12+4aー3b=0
4aー3b=ー12
4(−3)²+(aー2)×(ー3)+2aー3b=0
4×9ー3a+6+2aー3b=0
36ー3a+6+2aー3b=0
36+6ー3a+2aー3b=0
42ーaー3b=0
ーaー3b=ー42
a+3b=42
4aー3b=ー12とa+3b=42の連立方程式をつくります。
4aー3b=ー12
{
a+3b=42
4aー3b=ー12
+)a+3b=42
5a=30
a=6
a+3b=42 にa=6 を代入します。
6+3b=42
3b=42ー6
3b=36
b=12
答え a=6,b=12
(2)二次方程式 χ²ーaχ+18=0 の2つの解が正の整数であるとき、最も大きいaの値を求めてください。
χ²ーaχ+18=0 を因数分解したときに2つの解が正の整数になるのは
かけて18になる2つの数は
1×18、2×9、3×6 になります。
ただし、解が正の整数になるのは
(−1)×(−18),(−2)×(−9),(−3)×(−6)になります。
それぞれ考えてみます。
χ²ーaχ+18=(χー1)(χー18)=0
χ²ーaχ+18=(χー2)(χー9)=0
χ²ーaχ+18=(χー3)(χー6)=0
(χー1)(χー18)=0
(χー2)(χー9)=0
(χー3)(χー6)=0
をそれぞれ展開してみます。
●(χ+a)(χ+b)=χ²+χ(a+b)+ab
(χー1)(χー18)=χ²+χ(−1−18)+18
=χ²ー19χ+18
(χー2)(χー9)=χ²+χ(−2−9)+18
=χ²ー11χ+18
(χー3)(χー6)=χ²+χ(−3−6)+18
=χ²ー9χ+18
たずねているのは最も大きいaの値ですから
a=19 になります。
答え 19
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