中学理科1年 物質のすがたと状態変化(2)状態変化と温度 確認問題2・解答
2、混合物の沸点
水とエタノールを1対1の体積比で混ぜ合わせたものを加熱して、その温度を測定しました。図は、温度変化を表したグラフになります。これについて、あとの問いに答えて下さい。
(1)グラフから判断して、エタノールの沸点に最も近い温度を、次のア~エから選んでください。
ア 60℃
イ 80℃
ウ 90℃
エ 100℃
答え [イ]
・エタノールが沸点に達すると、エタノールが沸騰し始め、温度上昇は緩やかになります。グラフ上では、約80℃と約100℃のところで温度上昇が緩やかになりますが、100℃は水の沸点と考えられますから、エタノールの沸点は約80℃と考えられます。
(2)次の文の?~?にあてはまるグラフ上の点A~Dの記号をa~cには、あてはまる語句を書いて下さい。
水とエタノールの混合物は、加熱していくと、はじめのうちは[a]を多く含む気体が出ていくため、水に対するエタノールの割合が次第に[b]なり、沸騰が始まった後も、グラフ上の(?)点から(?)点の間のように、沸点は高くなっていく。さらに加熱すると、(?)点から(?)点の間のように、沸点は変わらなくなります。この事から、この液体は(?)点で[c]だけになったとわかります。
水とエタノールの混合物は、加熱していくと、はじめのうちは[エタノール]を多く含む気体が出ていくため、水に対するエタノールの割合が次第に[小さく]なり、沸騰が始まった後も、グラフ上の(B)点から(C)点の間のように、沸点は高くなっていく。さらに加熱すると、(C)点から(D)点の間のように、沸点は変わらなくなります。この事から、この液体は(C)点で[水]だけになったとわかります。
答え ?[B]、?[C]、?[D]、a[エタノール],b[小さく],c[水]
(3)混合物中の物質を沸点の違いにより分離する方法を何といいますか?
・液体を熱して沸騰させます。出てくる気体を冷やして再び液体にして取り出すことをいいます。
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