中学理科1年 大地の変化(4) 地層の広がり 練習問題1・解答
1、図は、ある崖(がけ)に見られた地層の様子になります。これについて、次の問いに答えてください。
(1)P岩は、主に火山灰からできていました。これは何岩になりますか?
・火山灰などの火山噴出物が堆積して固まった岩石のことをいいます。
広い範囲にわたって分布することが多く、凝灰岩(ぎょうかいがん)に含まれる粒は、角ばったものが多くなります。近くで火山活動があったことがわかります。
(2)Q岩は、砂や泥に混じって5~8mmの岩石の粒が多数入っていました。これは何岩になりますか?
・大きさが2mm以上の岩石の粒が含まれている堆積岩(たいせきがん)は、礫岩(れき)になります。
(3)この地層が連続して堆積してできたとすると、砂岩aと砂岩bの層は、どちらが先にできたと考えられますか?
答え [×砂岩a・○砂岩b]
・下にある層ほど先にできたものと考えられます。
(4)石灰岩の層から削り取った岩石に、薄い塩酸をたらしたら気体が発生しました。この気体は何になりますか?
・二酸化炭素を発生させる実験で用いた石灰岩と同じものになります。
コメント