中学2年数学 式の計算 式の加法・減法 2:練習問題1 解答
1、単項式と多項式
次の数量を式に表してください。また、その式が単項式か多項式かを[ ]の中に答えてください。
単項式とは
数や文字についての乗法だけでできている式を単項式といいます。
多項式とは
単項式の和で表される式のことを、多項式といいます。(1つ1つの単項式のことを、多項式の項といいます。)
例: 3a+2b
↓ ↓
項 項
(1)χ人の生徒のa%にあたる人数(人)
χ人のa%ですから、χ×a/100
例:40人の生徒の10%にあたる人数は? で考えてみましょう。
40人の生徒の10%は、生徒の人数割る、10%=10/100ですから。40(人)×10/100(%)=4(人)
4人になります。
この、式に(χ)と(%)に変えて考えると。
40(人)×10/100(%)=4(人)
↓
χ(人)×a/100(%)=(人)
答え aχ/100 [単項式](乗法だけでできている)
(2)定価p円の品物をr割引したときの値段(円)
p円のr割引になりますから、 p×(1−r/10)
例:100円の品物を1割引したときの値段で考えます。
1割ということは、1/10 になります。ちなみに、2割は2/10になります。
1割引をするのですから、元の商品に9割を掛ければ、割り引いた後の商品の値段がわかります。
元の商品の値段×(10/10−1/10) ( )内の10/10=1になります。
*2割引の場合は、( )内の数字は、(1−2/10)になります。
この100円の商品では、
100×(1−1/10) となり
=100×9/10
=90
1割をした商品の値段は、90円になります。
p×(1−r/10)
=p(1−r/10)
になります。
答え p(1−r)/10 [多項式](単項式の和で表される式)
(3)百の位がa、十の位がb、一の位が2である3桁の整数。
100×a+10×b+2 となります。
例:252で考えてみましょう。
100の位が2=200
10の位が5=50
1の位が2=2
になります。
このくらいの数字を、すべて足すと
200+50+2 となり、
=252
100×a+10×b+2
=100a+10b+2
答え 100a+10b+2 [多項式](単項式の和で表される式)
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