中学2年数学 連立方程式 2確認問題11・解答
11、長さ200mの電車Aは、鉄橋Pを渡り始めてから渡り終わるまでに1分20秒掛かり、長さ180mの電車Bは、鉄橋Qを渡り始めてから渡り終わるまでに50秒掛かります。
電車Bの速さは電車Aの速さの1.2倍であり、鉄橋Qの長さは鉄橋Pの長さの0.6倍である。電車Aの速さを毎秒χ?、鉄橋Pの長さをymとし、式と計算過程を書いて、χ、yの値を求めて下さい。
電車Aの速さを毎秒χ?、鉄橋Pの長さをymとし、表を作ってみます。
電車 A B
長さ 200mの電車 180mの電車
鉄橋 P Q
鉄橋の長さ ym y×0.6
渡る時間 1分20秒 50秒
速さ χ? χ×1.2
鉄橋を電車が渡り終えるということは、
鉄橋を渡り始めてから、渡り終えるまでとなり、
(鉄橋の長さ)+(電車の長さ)
になります。
? Aの電車でPの鉄橋を考えます。
(橋を渡り終える長さ)は、
(ym)+(200m)
(橋を渡り終える長さ)=(電車の速さ)×(鉄橋を渡り終える時間)
になりますから。
(y+200)m=(χ)×(80)秒
*距離がメートルですから、時間の単位を秒に直して下さい。
? Bの電車でQの鉄橋を考えます。
(橋を渡り終える長さ)は、
(y×0.6m)+(180m)
(橋を渡り終える長さ)=(電車の速さ)×(鉄橋を渡り終える時間)
になりますから。
(0.6y+180)m=(χ×1.2)×(50)秒
連立方程式を作ります。
y+200=80χ
{
0.6y+180=60χ
80χ−y=200
{
600χ−6y=1800
y=80χ−200
{
600χ−6y=1800
600χ−6y=1800 に y=80χ−200 を代入します。
600χ−6(80χ−200)=1800
600χ−480χ+1200=1800
120χ=1800−1200
120χ=600
χ=5
y=80χ−200 に χ=5 を代入します。
y=80(5)−200
y=400−200
y=200
χは、電車Aの速さ で
yは、鉄橋Pの長さ ですから、
答え 電車Aの速さ 5(m/秒)・ 、鉄橋Pの長さ 200(m)
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