中学理科1年 大地の変化(5) P波・S波のグラフと初期微動継続時間 強化学習:例題1
1、図は、ある地震が起こったときのA、B2地点における地震計の記録になります。
(1)B地点の初期微動継続時間は何秒になりますか?
・初期微動継続時間とは?
初期微動が始まってから、主要動が起こるまでの時間をいいます。
(1)【解説】
初期微動継続時間は初期微動が始まってから、主要動が起こるまでの時間ですから、グラフから主要動は「5時33分45秒」で初期微動は「5時33分30秒」ですから。
・45(秒)−30(秒)=15(秒)
になり、初期微動継続時間は、15秒になります。
(2)初期微動を起こしたP波の速さは、何?/秒になりますか?
・初期微動を起こしたP波の速さの求め方(?/秒)。
(B地点の距離〔?〕)−(A地点の距離〔?〕)÷(P波がB地点に到達した時間)−(P波がA地点に到着した時間)=P波の速さ
(2)【解説】
P波は、A地点に「5時33分25秒」、B地点に「5時33分30秒」に着いているので、
・(120〔?〕-80〔?〕)÷(30〔秒〕−25〔秒〕)=8〔?/秒〕
になり、P波の速さは、8〔?/秒〕になります。
(3)この地震の発生した時刻は〔8時 何分 何秒〕になりますか?
・地震が起こった時間の求め方
(観測地点から震源地までの距離)÷(P波の速さ〔?〕)=地震が起こった時間
(3)【解説】
震源からの距離の80kmをP波は、80〔?〕÷8〔?/秒〕=10〔秒〕で進みますから、地震が発生した時刻は、「5時33分25秒」の10秒前になります。
また、グラフに線分ABの延長線を引き、0kmとの交点が地震の発生した時刻になります。
このことにより、地震の発生した時刻は、5時33分15秒になります。
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