中学2年数学 平面図形 三角形の性質 確認問題3・解答
3、図のABCにおいて、MA=MB=MCであるとき、次の問いに答えてください。
(1)∠B=50°のとき、∠Cの大きさを求めてください。
△ABMにおいて
MA=MB
ですから、
△ABM は、二等辺三角形になります。
二等辺三角形の底角はそれぞれ等しくなりますから、
∠B=50°=∠MAB
頂角が、∠AMBになり
180°―(50°+50°)=180°―100°
=80°
次に、△MACについて考えます。
仮定により
MA=MC ですから
△MACは二等辺三角形になります。
二等辺三角形の2つの底角はそれぞれ等しくなりますから
∠C=∠MAC
頂角は、直線BCから∠AMBを引けば∠AMCの角度がわかります。
180°―80°=100°
*頂角AMCは、△MABの底角の和の外角になります。
∠AMC=∠MAB+∠MBA
=50°+50°
=100°
△MACの二等辺三角形の頂角を引けば2つの等しい底角の和になります。
180°―100°=80°
二等辺三角形の底角はそれぞれ等しくなりますから、
80°÷2=40°
∠MAC=40°
∠C=40°
答え ∠C=40°
(2)∠C=χ°のとき、∠MABの大きさをχを用いて表してください。
図を見て(1)より
∠C=χ°と考えると、
△MACと△MABは二等辺三角形になります。
△MACの外角が∠AMBになり、
△MABの外角が∠AMCになります。
∠AMB+∠AMC=180°
∠AMB=2χ°になりますから
∠AMC=180°ー2χ°
二等辺三角形ですから、頂角を∠AMB、底角∠MAB、∠MBAですから、
∠AMCの1/2が∠MABの角になります。
∠MAB=(180°−2χ)×1/2
=90°ーχ°
答え 90°ーχ°
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