中学2年数学 円周角の定理 平面図形 確認問題7・解答
7、図において、点A,B,C,D,Eは半径6cmの円の円周上の点になります。このときA⌒Bの長さを求めてください。ただし、A⌒Bは短いほうの弧を示すものとします。
今回は、中心Oと点A,点B、点Cをつなぐ補助線を引きます。
* 弧ABの長さを求めるために、弧ABの中心角を求め、半径6cmの円の円周の比から弧ABの長さを求めます。
まずは、弧ACを考えます。
弧ACの円周角は∠ADCになりますから、
∠ADC=82°
弧ACの中心角は∠AOCになります。
中心角は円周角の2倍になりますから
∠AOC=∠ADC×2
=82°×2
=164°
∠AOC=164°・・・①
つぎに、弧BCの中心角を考えます。
弧BCの円周角は、∠BECになりますから、
∠BEC=62°
弧BCの中心角は∠BOCになります。
中心角は円周角の2倍になりますから
∠BOC=∠BEC×2
=62°×2
=124°
∠BOC=124°
∠AOCから∠BOCを引けば∠AOBの角度がわかります。
164°ー124°=40°
∠AOC=40°
∠AOCは弧ABの中心角になります。
円周の長さは、半径6cmですから、円周は、
(半径6cmの円周)=2×半径×π
=2×6×π
=12π㎝
半径6cmの円の360分の40がこの弧ABの長さにな
りますから
りますから
半径6cmの円周の長さの9分の1が弧ABの長さになります。
12π×1/9=4/3π(㎝)
になります。
答え 4/3π(㎝)
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