中学3年数学 関数y=aχ² 2まとめテスト3・解答
3、図のように、放物線y=χ²と直線y=1/2χは原点と点Aで交わっています。
点Aから放物線上をχ座標が大きくなる方向に動く点をPとします。
さらに、点Pを通りχ軸に平行な直線と直線y=1/2χとの交点をSとします。
点P,Sからχ軸に垂線PQ、SRをそれぞれ引きます。このとき、次の問いに答えてください。
(1)Pのχ座標が2のとき、原点を通り、四角形PQRSの面積を2等分する直線の式を求めてください。
まずは点P,Q,R,Sの座標を求めます。
点Pのχ座標が2ですから、
y=χ²にχ=2を代入し点Pのy座標を求めます。
y=2²
y=4
これで、点Pの座標(2、4)がわかり、点Qの座標は(2,0)となります。
点Sのy座標は点Pのy座標と同じですからy=1/2χにy=4を代入します。
4=1/2χ
8=χ
これで、点Sの座標(8,4)、点Rの座標(8,0)がわかりました。
P(2、4)
Q(2,0)
R(8,0)
S(8,4)
次に考えるのは、四角形PQRSの面積を2等分する直線とは、2つの対角線の交点になります。
χ座標は
8−2=6
6÷2=3
2+3=5
y座標は
4÷2=2
2つの対角線の交点の座標は(5,2)とわかります。
直線の式は右上がりで原点を通りますから
y=aχ
この式に交点の座標χ=5、y=2を代入します。
2=5a
a=2/5
aは傾きですから
y=2/5χ
になります。
答え y=2/5χ
(2)点Pの位置により四角形PQRSは、正方形になるときがあります。
このとき、点Pの座標を求めてください。
点Pのy座標をpとするとy=χ²に代入すると、χ座標はp²になります。
点P(p、p²)になります。
点Sのy座標は点Pのy座標と同じになりますから、
点Sのy座標はp²になります。
点Sのχ座標を求めるには、y=1/2χ にy=p²を代入します。
p²=1/2χ
χ=2p²
になります。
正方形になるにはPQとPSの長さが等しければいいということになります。
PQ=PS
PQの長さは点Pのy座標になりますからPQ=p²
PSの長さは点Sのχ座標から点Pのχ座標を引けばいいのですからPS=2p²−pになります。
2つの式を連立方程式にします。
2p²−p=p²
2p²−p²−p=0
p²−p=0
p(p−1)=0
A×B=0ならばA=0またはB=0になります。
p=0 、p−1=0
、p=1
p=0は条件に(正方形)合いませんからp=1になります。
p=1ですから点Pのχ座標が1とわかりましたから、
y=χ²の式にχ=1を代入します。
y=1²
y=1
点Pの座標は(1,1)になりました。
答え 点Pの座標は(χ、y)=(1,1)
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