中学歴史 中世の日本 中世から古代へ 確認問題1 解答・解説
上皇と平氏の政治
次の文を読んで、後の問いに答えてください。
11世紀中ごろ、ⓐ藤原氏と血縁関係の薄い天皇が位につくと、天皇に政治の実権を取り戻そうとし
ました。そして、次の(?)天皇は、位を幼い皇子にゆずって、(?)となったのちも、そのⓑ御所で政治
を行った。彼は武士を用いて身辺を固め、新しい政治を行った。院政が始まると、?は、ⓒ多くの権利
を荘園に与えて保障したので、荘園は?のもとに集まった。このころになると荘園の争いがもとで、ⓓ
(1)文中の?~?にあてはまる語句を書いてください。
答え ?白河[しらかわ]、?上皇(じょうこう)、?僧兵(そうへい)
(2)下線部ⓐは誰ですか?
答え 後三条天皇(ごさんじょうてんのう)
(3)下線部ⓑを何といいますか?
答え 院(いん)
(4)下線部ⓒについて、正しいものを次から選んでください。
ア、荘園に税をかけない権利。
イ、荘園を武士に護ってもらう権利。
ウ、国司の使者を荘園に入らせない権利。
エ、土地を耕作する権利。
答え ア・ウ
(5)下線部ⓓに備えるため、貴族はどんな人々を警備にあてましたか?
答え 源氏や平氏(武士)
(6)図のような土地制度を何といいますか?
(7)次の説明を読み、図中のA~Cにあてはまる語句を書いてください。
?A…荘園の所有者で、年貢を取得する皇室・有力貴族・寺社。
答え 荘園領主(しょうえんりょうしゅ)
?B…Aに土地を寄進し、土地の管理や年貢の取立てなどに当たった武士や農民。
答え 荘官(しょうかん)
?C…年貢を納める責任を負う代わりに、土地を耕作する権利を与えられた農民。
答え 名主(みょうしゅ)
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