中学理科1年 大地の変化 まとめ問題2・解答
2、地層の重なり方と堆積岩について、次の問いに答えてください。
(1)図は、海岸近くで堆積した土砂の層を、模式的に表したものになります。土砂の粒が最も小さいと考えられる層は、ア~ウのどれになりますか? また、粒が小さい層であると判断した理由を簡単に書いてください。
答え 記号[ウ]、理由[小さい粒ほど岸から離れたところに堆積するため。]
・小さい粒のものほど、水に流されやすく、海底に沈みにくいので、岸から離れたところに堆積しやすくなります。また、小さい粒の土砂は泥なので、岩石になると泥岩となります。
(2)(1)で答えた層が、長い年月の間に固まって岩石になるとすると、何という堆積岩ができると考えられますか?
・堆積岩特徴は、削られることによって丸みを帯びた岩石の粒でできています。泥岩は、粒の大きさが0.06mm以下を泥岩(でいがん)といいます。
(3)大規模な火山活動のときには、大量の火山灰などが放出されます。このような火山噴出物が堆積してできた岩石を何といいますか?
・火山灰(かざんばい)などの火山噴出物(かざんふんしゅつぶつ)が堆積して固まった岩石のことをいいます。広い範囲にわたって分布することが多くなります。凝灰岩(ぎょうかいがん)に含まれる粒は、角ばったものが多く、近くで火山活動があったことがわかります。
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