中学2年数学 円周角の定理 平面図形 確認問題4・解答
4、図において、ABは円Оの直径であり、A⌒B上に2点P,Qを∠PAB=45°、∠ABQ=20°となるようにとります。このとき、B⌒Pの長さは、P⌒Qの長さの何倍になりますか?
弧の長さの比を考えるとき、
まずは、円周角の角度をだし、その角度の比から弧の長さの比をだします。
弧PBの円周角は45°・・・①
弧PQの円周角は、まだわかりません!
そのために、まずは点A、点Qを補助線でつなぎます。
そして、△AQCの∠Aの角度がわかれば弧QPの長さを比から導けます。
∠Qから考えます。
∠Q は弧ABの円周角になり、中心角は直線になります。
中心角は180°ですから、円周角は半分の角度になります。
∠Q=AB×1/2
=180°×1/2
=90°
次に、∠QCAを考えます。
∠QCAは△CABの∠CABと∠CBAの2つの内角の和の外角になります。
∠QCA=∠CAB+∠CBA
=45°+20°
=65°
三角形の内角の和は180°ですから
∠QAC=180−(∠Q+∠QCA)
=180−(90°+65°)
=180−155°
=25°・・・②
弧PB=45°・・・①
弧PQ=25°・・・②
より、
45÷25=1.8
弧PBは弧PQの1.8倍になることがわかりました。
答え 1.8倍
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