中学2年数学 確率 2まとめテスト4・解答
4、図のように,正六角形ABCDEFと、B,C,D,E,Fと書かれてある5枚のカードが入った袋があります。
いま、頂点Aと残りの頂点の中から2つを選び、それらを結んで三角形をつくりたい。そこで袋から2枚のカードを同時に取り出しました、
書かれてあるアルファベットの点をその2つの頂点とします。このとき,次の問いに答えてください。
ただし、各カードの出方は、同様に確からしいものとします。
(1)三角形が二等辺三角形になるようなカードの取り出し方は何通りありますか?
(ただし、正三角形は二等辺三角形に含まれます。)
Aが頂点になる三角形は
1つの角 1つの角
B C
B D
B E
B F
C D
C E
C F
D E
D F
E F
の10通りになります。
この中で,二等辺三角形になるのは,
A(B、C)、A(B、F)、A(F,E)、A(C,E)の
4通りになります。
答え 4通り
(2)三角形が直角三角形になる確率を求めてください。
すべての場合は10通りで、
直角三角形になるには、正六角形の内角の和は
180°×(6−2)=180°×4
=720°
1つの内角は720°÷6=120°
例:で考えます。
△BCEにおいて、
正六角形ですから BE//CD になり
∠CBEは、正六角形の1つの内角の二等分線になりますから
∠CBE=120°÷2=60°・・・1
錯角により、∠BEC=∠ECD
△DCEにおいて
正六角形ですからCD=ED
になり△DCEは二等辺三角形になります。
二等辺三角形の底角はそれぞれ等しくなりますから
∠DCE=∠DEC になります。
∠CDEは、正六角形の1つの内角になりますから
∠CDE=120°
∠DCE=∠DEC=30°
∠DCE=∠BEC は錯角ですから
∠BEC=30°・・・2
1、2より∠BCEは
∠BCE=180ー(60+30)
=90
図のような形が直角三角形になります。
図の中で同じ形を選んでみましょう。
は6つあります。
三角形が直角三角形になる確率は
(特定の場合)÷(全部の場合)=(特定の確率)
6/10=3/5
答え 3/5
コメント