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中学歴史 中世の日本 下克上と民衆の力 一揆と戦国大名

室町

3、一揆と戦国大名


 (1)国一揆(くにいっき)と町衆(まちしゅう)の自治


   ?山城国(やましろのくに)一揆


     農民と地侍(じざむらい)が畠山(はたけやま)氏を追い出し、自治を行った。


     「三十六人衆」と呼ばれる指導的な国人衆により政治がおこなわれた。
                            
   ?加賀(かが)の一向一揆(いっこういっき)    


     一向宗の信者が、守護大名を倒し、自治を行った。 


     浄土真宗・本願寺派の信徒たちがおこした一揆。 


     浄土真宗本願寺教団によって組織された武士、農民、商工業者などによって形成された宗教的自治を行った。
 
   ?町衆(まちしゅう)
              
     京都・堺・博多などでは有名な商人らが待ちの自治を行った。


 (2)戦国大名


     守護大名を倒し、実力で領国を治める支配者。


    ・分国法(ぶんこくほう)  


     領国支配のために定めた法律。   
                   
 (3)中世の文化


   ?鎌倉時代


     公家の文化と、武士や民衆にわかりやすい文化。


     ・[平家物語(琵琶法師〖びわほうし〗の語り)]


      平家の栄華と没落を描いた軍記物語である。


     ・[新古今和歌集(藤原定家・ふじわらさだいえ)]・


     ・[徒然草〖つれづれぐさ〗(吉田兼好・よしだけんこう)]


      日本三大随筆の一、清少納言の『枕草子』、鴨長明の『方丈記』


     建築では、東大寺南大門など。


   ?室町時代


     公家文化武家文化が混ざり合う


     書院造(しょいんづくり)


       床の間を持っている。茶の湯や生け花も発達した。


     ・水墨画


       雪舟(せっしゅう)が明から伝えた。


     御伽草子(おとぎぞうし)


       [浦島太郎]絵入りの物語。


     ・能楽(のうがく)


       田楽(でんがく)や猿楽(さるがく)観阿弥(かんあみ)と世阿弥(ぜあみ)が能楽として大成する。


     狂言(きょうげん)


       能楽の合間に演じられた喜劇。


 

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