中学理科1年 物質の姿と状態変化(1) 体積と質量
(1)身のまわりの水のすがた
身のまわりや自然の中には、いたるところに色々なすがたの水が存在しています。
?家の中の水
水道の蛇口から出る水(液体)、やかんの口から出る、水蒸気(気体)など。
?自然の中の水
雨(液体)、雪(固体)、川の水(液体)、海の水(液体)など。
(2)水以外の物質のすがたの変化
水以外の物質も、同じ物質で固体、液体、気体とすがたを変えます。
液体のエタノールをポリエチレンの袋に入れて温めると、気体に変わって袋が大きく膨らむ。
?窒素、酸素などの気体
温度を下げると液体になり、さらに温度を下げると個体に変化します。
?食塩や金属などの固体
温度を上げると液体になり、さらに温度を上げると気体に変化します。
過熱や冷却による温度の変化に伴って、物質のすがた(状態)が、固体⇔液体⇔気体と変化すること。
物質によって、固体⇔気体と変化するものもあります。ドライアイス(固体の二酸化炭素)は、加熱すると直接気体の二酸化炭素になります。
物質そのものが別の物質に変化したり、なくなったりするわけではないので、過熱や冷却によってもとの温度に戻ると、元の状態に戻ります。
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