中学3年数学 三平方の定理の利用4 確認問題1・解答
1、上の図は、1辺が12cmの正方形ABCDを底面とし、2辺が11cmの二等辺三角形EBA,FCB,GDC,HADを側面とする四角錘の展開図です。このとき、この四角錘の体積を求めてください。
正四角錐の体積は以下の公式で求められます。
(底面積)×(高さ)×
正方形ABCDの中点をIとします。
(正四角錐の高さ)は△DIEで考えます。
(△DIEの底辺)=DI
(△DIEの高さ)=EI
(△DIEの斜辺)=ED=11cm
△DIEの底辺を求めるために、△AIDについて考えます。
四角形ABCDは正方形の為、△AIDはIA=DI、∠AID=90°の直角二等辺三角形となりますから、三平方の定理を利用します。
(底辺)²+(高さ)²=(斜辺)²
直角二等辺三角形の為、底辺=高さ となります。
斜辺は12cm、底辺及び高さをxとすると、
※DBはDIの倍の長さで、DBは直角二等辺三角形BCDの斜辺になるので、
と解くこともできます。
(△DIEの底辺)=
(△DIEの高さ)=EI=x
(△DIEの斜辺)=ED=11cm
三平方の定理を利用します。
(底辺)²+(高さ)²=(斜辺)²
EI=7cm
正四角錐の体積を求めるためには、
(底面積)×(高さ)×
(底面積)=12×12=144cm²
(高さ)=7cm
答え 336cm²
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