練習問題2(方程式の利用3)解等・解説
1個120円のりんごと1個80円のみかんを合わせて10個買ったら、代金が
960円になりました。りんごχ個買ったとして、次の問いに答えてください。
(1)みかんを買った個数を記号の式で表してください。
りんごの数をχで表します
たずねているのは、みかんの数になります。
りんごの数がχで、総数は10個ですから
総数からりんごの数をひけば、みかんの数がわかります。
(みかんの数)=(総数−りんごの数)
総数は10個ですから、
(みかんの数)=(10−りんごの数)
りんごの数=χですから
(みかんの数)=(10−χ(個))
答え 10−χ(個)
(2)χについての方程式をつくってください。
χについてとは、 りんごの数についてということになります。
りんごの数=χで1次方程式を作ります
整理してみましょう
わかっているのは、
りんご1個の値段 120(円)
みかん1個の値段 80(円)
10個、買う
そのときの代金は 960(円)
(合計金額)=(りんごの値段)+(みかんの値段)
(りんごの値段)は、(りんご1個の値段)×(りんごの数)
(りんごの値段)= 120(円) × χ
= 120χ(円)
(みかんの値段)は、(みかん1個の値段)×{(総数10こ)−(りんごの数)}
‖
(みかんの数)
(みかんの値段)= 80(円) × (10−χ)
(合計金額)=(りんごの値段)+(みかんの値段)
960(円)= 120χ(円) +80(10−χ)(円)
答え 960=120χ+80(10−χ)
(3)りんごとみかんをそれぞれ何個ずつ買ったか、求めてください。
上の方程式の解が、りんごの数になります、
りんごの数がわかれば、10個からりんごの数をひけばみかんの数がわかります。
りんごの数は、χです。
それでは解いていきましょう
960=120χ+80(10−χ)
まずは、カッコをはずします
960=120χ+800−80χ
右辺の800を移項して符号を変えます
960−800=120χ−80χ
160=40χ
左辺と右辺を変えます
40χ=160
両辺に1/40をかけます
1/40×40χ=1/40×160
χ=4
りんごの数が4個とわかりました。
りんごとみかんの総数は10個ですから、10個からりんごの4個をひけば
みかんの数がわかります
(りんごとみかんの総数)−(りんごの数)=(みかんの数)
10個 − 4個 = 6個
みかんの数は6個になります。
答え りんご 4個 、みかん 6個
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