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中学1年数学 比例・反比例の利用  練習問題3 解答・解説

中学1年数学 比例・反比例1  練習問題3 解答・解説


(1) 800枚のタイルがあります。このタイルを1列80個ずつ並べて長方形の形を

  つくりました。1列に並べるタイルの枚数を半分にすると、列の数はどう

  なりますか?

   整理していきましょう


   □□□□□……□ (800枚)

  一列80枚のタイル 

   (1列)□□□□□□□□……□(80枚)
   (2列)□                        (×2)
   (3列)□           (×3) 
   (4列)□           (×4)
   (5列)□           (×5)
   (6列)□           (×6)
   (7列)□           (×7)
   (8列)□           (×8)
   (9列)□           (×9)
   (10列)□           (×10) (800)枚

  これを、式にしてみましょう

  1列が80枚の場合

 求めるのは、合計のタイルの枚数にします。

 (合計の枚数)=(1列に並べる、枚数(列の数)

 になります。

 (合計の枚数)は、800枚になりますから

  80080(枚χ(列)

  になります。

 たずねているのは、1列の並べるタイルの枚数半分にすると、列の数が

 どうなるかです?

  半分ということは、1列40枚のタイルを並べるということです。

 (合計の枚数)は同じ800枚ですから、比例定数40になります。

  80040(枚)×χ(列)     

  という式になります。

  このχの解を求めましょう。

  40(枚)×χ(列)=800

  両辺に1/40をかけます

  1/40×40(枚)×χ(列)=1/40×800

   χ(列)=20

  80(枚)×χ(列)=800

  両辺に1/80をかけます

  1/80×80(枚)×χ(列)=1/80×800

   χ(列)=10

  80(枚)のときは、10列。半分の40(枚)のときは、20列



  答え 2倍になった。


(2) 毎分6ℓの割合で水を入れていくと12分でいっぱいになる水槽があります。

  この水槽に毎分4ℓの割合で水を入れていくと、いっぱいになるまでに何分

  かかりますか?


   まずは、この水槽には何ℓ入るのか、考えていきましょう。

  (水槽に入る量)ℓ=(毎分6ℓ給水)ℓ×(時間)分

         = 6ℓ×12分

         =72ℓ

   水槽に入る量は、72ℓということがわかりました。

  たずねているのは、いっぱい(72ℓ)になるのに、何分かかるのかです。

  上の式を参考に、考えましょう

  
   (水槽に入る量)ℓ(毎分4ℓ給水)ℓ×(時間)分

      72ℓ   = 4ℓ×χ分

   両辺に1/4をかけます

   72×1/4=1/4×4×χ(分)

   18=χ


   χは時間ですから、18(分)ということがわかります。

   毎分4ℓ給水しつずけると、18分でいっぱいになるということがわかりました。


  答え   18(分)






(3) A町からB町まで、分速60mで行くと40分かかりました。速さを5倍の分速300m

  にすると、A町からB町まで行くのに何分かかるか、求めてください。


   A町             B町
   ○―→ ―→ ―→ ―→ ―→○


   まずは、A町からB町までの道のりがわかっていませんから、道のりを

 考えていきましょう。

  道のりは=速さ×時間

  (道のり)=60(m)×40(分)

      =2400(m)

  速さ5倍にすると、300(m)

  たずねているのは、A町からB町までの時間ですから

  式にすると

   2400(m)300(mχ(分)

   両辺に1/300をかけます

   1/300×2400(m)=1/300×300(m)×χ(分)

       8=χ

   になりますから

    A町からB町まで、8分かかるということがわかります。


    答え  8(分)

 

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