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中学歴史 近世の日本 江戸幕府の改革と農民の変化 確認問題4解答

古代

中学歴史 近世の日本 江戸幕府の改革と農民の変化 確認問題4解答


次の文を読んで、後の問いに答えて下さい。


  社会が安定すると、それまで公家や僧のものとされていた学問を、武士や民衆


 も学ぶようになった。ⓐ教育の普及のなかで、ⓑ儒教や仏教の影響をうける以前の日本固有


 の文化を明らかにしようとする学問が起こった。また、8代将軍(  )がキリスト教に


 関係のない洋書の輸入を許してから、ⓒ西洋の学問を研究する学問が発達した。



(1)文中の(  )にあてはまる人物を書いてください。


   答え [ 徳川吉宗(とくがわ よしむね)]


(2)下線部ⓐについて、次の問いに答えて下さい。


?和算(わさん)を呼ばれる日本式の数学を確立したのは誰ですか?


  *和算・・・そろばんの使用法や測量法といった実用数学に加え、「継子立て」や「ねずみ算」といったものがあります。


?「農業全書(のうぎょうぜんしょ)」を書いて、農業の発達に役立てたのは誰になりますか?


  *農業全書・・・日本最古の農書である。農業の仕事や作物の栽培法などについて詳しく述べている。



   答え ?[関孝和(せき たかかず)]?[宮崎安貞(みやざき やすさだ)]


(3)下線部ⓑについて、次の問いに答えて下さい。


?この学問を何といいますか?


  ・日本独自文化・思想、精神世界を日本の古典や古代史のなかに見出していこうとする学問である。


?古事記伝(こじきでん)」を著したのは誰になりますか?


  ・『古事記伝』は、近世における古事記研究の頂点をなし、最初の実証主義的かつ文献学的な研究として評価されている。


 宣長は『古事記伝』の註釈の中で日本の神代を尊ぶ国学を確立した。


?天皇を敬う考えを何といいますか?


  ・王者を尊ぶ思想のこと。日本では天皇が「王」であり、江戸幕府の将軍が「覇」であると読み換えられた。



 * 本居宣長は「古事記伝」で国学の分野を確立した。「古事記」は712年にできた、天皇を中心とする神話と歴史をおりまぜた物語。


 宣長の国学の思想は、幕末に江戸幕府を倒し天皇を頂きに立てようとする討幕運動(とうばくうんどう)や、それに続く明治政府の思想の支えとなる。


   答え ?[国学(こくがく)]?[本居宣長(もとおり のりなが)]?[尊王論(そんのうろん)]


(4)下線部ⓒについて、次の問いに答えて下さい。


?この学問を何といますか?


?  前野良沢(まえの りょうたく)・杉田玄白(すぎた げんぱく)らがオランダ語の人体解剖書を翻訳して出版した書物は何ですか?


  蘭学は、ヨーロッパの学問を広く研究しようとする日本の学問で、これを学んだ人々の中から、幕府の鎖国政策を批判する動きも出てきて、国学とともに討幕運動の思想的な支えともなっていく。


   答え ?[蘭学(らんがく)]? [解体新書(かいたいしんしょ)]


(5)江戸時代の学問について、次の問いに答えて下さい。


?寒暖計や発電機をつくったのは誰になりますか?


?幕府の命令で全国の沿岸を測量し、正確な地図をつくった人物は誰になりますか?


?すべての人が農業に励む、差別のない社会が理想だと説いた人物は誰になりますか?



   答え ?[平賀源内(ひらがげんない)]


?[伊能忠敬(いのう ただたか)]


?[安藤昌益(
あんどうしょうえき)]


 


 



 

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