中学歴史 中世の日本 中世から古代へ 確認問題3 解答・解説
鎌倉幕府の政治
次の文を読んで、後の問いに答えてください。
頼朝の死後、幕府の実権は、(?)という地位についた(?)氏の手に移った。この後、三代将軍が
暗殺され、これを政権奪回の好機とみた後鳥羽上皇は、1221年、ⓐ北条義時を討つ命令を全国に下
したが、幕府の大軍の前に敗れた。1232年、北条(?)が、武士の社会の慣習に基づいて、ⓑ御家人
に対してつくった裁判の基準を示すための法律は、その後長く武士の政治のよりどころとなった。
鎌倉幕府における源氏の将軍職は、頼朝(よりとも)・頼家(よりいえ)・実朝(さねとも)の
三代で終わる。その後は、頼朝の妻であった政子(まさこ)の実家である北条氏(ほうじょうし)
が将軍職を京都の公家から迎え、自分はその補佐をする役(執権)について幕府の実権をにぎった。
(1)文中の?~?にあてはまる語句・人名を書いてください。
答え ?執権(しっけん)、?北条(ほうじょう)、?北条泰時(ほうじょうやすとき)
(2)下線部ⓐの事件を何といいますか?
答え 承久(じょうきゅう)の乱
(3)(2)の事件後、朝廷監視のために、京都に置かれた役所を何といいますか?
答え 六波羅探題(ろくはらたんだい)
(4)下線部ⓑを何といいますか?
答え 御成敗式目(ごせいばいしきもく)=貞永式目(じょうえいしきもく)
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