中学3年数学 式の展開と因数分解 式の計算の利用 練習問題4・解答
4、図は線分AB上に点Pをとり、AP、BPを直径とする半円と、ABを直径とする半円をかいたものになります。AP=2a、BP=2bとして、影を付けた部分の面積をaとbを使って表してください。
影を付けた部分の面積は、直径ABの半円からから2つの半円を除いた面積になります。
ABの直径の半円をχ
APの直径の半円をy
BPの直径の半円をZ
としたとき、
影の部分の面積=χー(y+Z)
になります。
yの面積は(2a÷2)×(2a÷2)×π=πa²/2
Zの面積は(2b÷2)×(2b÷2)×π=πb²/2
χの面積は{(2a+2b)÷2}×{(2a+2b)÷2}×π
=(a+b)²×π/2
(a+b)²×π/2ー(πa²/2+πb²/2)
=π(a+b)²/2ー(πa²/2+πb²/2)
共通因数を探します。
共通因数はπになります。
=π(a+b)²/2ーπ(a²/2+b²/2)
乗法公式を利用します。
●(a+b)²=a²+2ab+b²
=π(a²+2ab+b²)/2ーπ(a²+b²)/2
=π(a²+2ab+b²ーa²ーb²)/2
=π(a²ーa²+2ab+b²ーb²)/2
=2abπ/2
=πab
答え πab㎠
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