中学2年数学 1次関数 2元1次方程式とグラフ 確認問題4・解答
4、次の図で、直線ℓは方程式 4χ+3y=12 のグラフでχ軸、y軸とそれぞれ点A,Bで交わります。
直線mは関数 y=aχ(a>0)のぐらふで、直線ℓと点Pで交わります。
また、直線m上に、y座標が正の点Qがあり、2点A,Qを通る直線nとします。このとき、次の問いに答えてください。
(1)点Bの座標を求めてください。
点Bの座標は、(χ、y)=(0、y) ということになります。
点Bに接している直線は直線ℓですから、直線ℓの方程式を y=aχ+b の形にします。
4χ+3y=12
3y=−4χ+12
y=−4/3 χ +4
y=(傾き)χ+(切片)
(切片)は、y軸に接する座標になりますから、+4ということになります
(χ、y)=(0、4)になります。
答え (χ、y)=(0、4)
(2)線分OAの中点をとおり、直線ℓに平行な直線の式を求めてください。
まずは、線分OAの中点を求めます。
線分OAの中点は、直線ℓがχ軸に接する座標ということがわかります。
そのχ軸に接する座標と原点Oと線分OAの中間が中点ということがわかります。
直線ℓの式は、y=−4/3 χ +4
だということはわかっていますから、
その式に (χ、y)=(χ、0) を代入します。
(0)=−4/3 χ +4
0=−4/3 χ +4
−4/3 χ +4=0
−4/3 χ=−4
χ=−4×(−3/4)
χ=3
直線ℓがχ軸に接する座標が(3,0)ということがわかりました。
原点から中点までが3ということがわかりましたから、その半分が中点になります。
3÷2=1.5
次に、直線ℓに平行な直線について考えます。
平行な直線は、傾きが同じですから、直線ℓの傾きを見てみます。
y=−4/3 χ +4
y=(傾き)χ+(切片)
傾きが −4/3 ということがわかりました。
ということは、
y=−4/3 χ +b
を求めるために、y=−4/3 χ +b の式に、(1.5,0)を代入します。
(0)=−4/3 (1.5)+b
(0)=−4/3 (3/2)+b
0=−2+b
−2+b=0
b=2
(切片)が2ということがわかりました。
y=(傾き)χ+(切片)
(傾き)=−4/3
(切片)=2 FONT>
y=aχ+b
y=−4/3χ+2
直線ℓに平行な線分OAの中点を通る直線の式がわかりました。
答え y=−4/3χ+2
(3)a=2/3 のとき、三角形APQと三角形OBPの面積が等しくなるような直線nの式を求めてください。
△APQ=△OBPが等しくなる三角形は、△AOB=△AOQが等しいといえます。
三角形の面積は(底辺)×(高さ)÷2
底辺をOAとすると、高さも同じということになります。図
△AOBの(底辺)は 3 、(高さ)は直線ℓの切片=4 とわかっていますから
△AOQの(底辺)の長さは△AOBと共通ですから 3
(高さ)は、(面積)が同じなのですから 4 となります。
これで、直線nの点Qのy=4 がわかりました。
点Qは、直線mの座標でもありますから、直線mの式にy=4を代入してχの座標をみつけます。
直線mは、 y=aχ で、a=2/3 ですから
y=2/3χ になり、この式に y=4 を代入します。
4=2/3χ
2/3χ=4
χ=4×3/2
χ=6
直線mのχの座標がχ=6と、わかりました
この。直線mのχ座標は、直線nのQ点のχ座標にもなります。
y座標は、すでにy=4とわかっているので、
直線mのQ点は(χ、y)=(6、4)になります。
これで、連立方程式を使って点Q(6、4)、点A(3、0)を通る直線nの式を求めます。
y=aχ+b の式に(χ、y)を代入していきます。
(4)=a(6)+b
{
(0)=a(3)+b
6a+b=4
{
3a+b=0
6a+b=4
−)3a+b=0
3a =4
a=4/3
6a+b=4 に a=4/3 を代入します。
6(4/3)+b=4
8+b=4
b=4−8
b=−4
これで、直線nの式がわかりました。
答え y=4/3χ−4
コメント