確認問題1(方程式)解答・解説
(1)yはχに比例し、χ=5のときy=-10です。yをχの式で表してください。
比例の式ですから y=aχ で表します。
上の式に代入してみましょう。
(−10)=a×5
両辺に1/5をかけます
1/5×(−10)=a×5×1/5
−2=a
a=−2
比例定数が、−2ということがわかりました。
y=aχ
にあてはめていきます。
答え y=−2χ
(2)yはχに比例し、χ=−3のときy=12です。χ=2のときyの値はいくら
になりますか?
まずは、比例の式ですから y=aχ で表します。
上の式に代入してみましょう。
12=a×(−3)
両辺に(−1/3)をかけます
(−1/3)×12=a×(−3)×(−1/3)
−4=a
比例定数が、−4ということがわかりました。
y=aχ
にあてはめていきます。
y=−4χ
この式に、χ=2を代入します。
y=−4×2
=−8
答え y=−8
(3)次の表は、yがχに比例するときの対応の表です。この表のア、イ
にあてはまる数を求めてください。
χ −1 ア 2 4
y 4 0 -8 イ
まずは、比例の式ですから y=aχ で表します。
(-1,4),(2,-8)はわかっていますから、上の式にどちらかを代入します。
4=a(−1) −8=a×2
両辺に(−1)をかけます 両辺に(1/2)をかけます
(−1)×4=a(−1)×(−1) (1/2)×−8=a×2×(1/2)
−4=a −4=a
比例定数が(−4)ということがわかりました。
y=aχ にあてはめてみます
y=(−4)χ
この問題の式がわかりました。
まずは、アから代入していきましょう。
y=0 ですから、y=(−4)χ に代入していきましょう。
0=(−4)χ
両辺に(−1/4)をかけます
0×(−1/4)=(−1/4)×(−4)χ
0=χ
になります。
つぎに、イを考えます。
χ=4ですから、y=(−4)χ の式に代入していきます。
y=(−4)×4
=−16
答え ア、0 、イ、−16
(4)次の比例の関係のうち、χの値が1増加するとyの値が3減少するもの
はどれになりますか?
? y=3χ
? y=−3χ
? y=1/3χ
? y=−1/3χ
まずは、それぞれの式に整数を代入していきましょう
? y=3χ
χに1,2,3をそれぞれ代入していきます。
y=3×1
=3
y=3×2
=6
y=3×3
=9
χ 1 2 3 …
y 3 6 9 …
(3ずつ増加しています)
?y=−3χ
χに1,2,3をそれぞれ代入していきます。
y=−3×1
=-3
y=−3×2
=-6
y=−3×3
=-9
χ 1 2 3 …
y -3 -6 -9 …
(3ずつ減少しています)
?y=1/3χ
χに1,2,3をそれぞれ代入していきます。
y=1/3×1
=1/3
y=1/3×2
=2/3
y=1/3×3
=1
χ 1 2 3 …
y 1/3 1/6 1/9 …
(1/3ずつ増加しています)
?y=−1/3χ
χに1,2,3をそれぞれ代入していきます。
y=−1/3×1
=−1/3
y=−1/3×2
=−2/3
y=−1/3×3
=−1
χ 1 2 3 …
y -1/3 -1/6 -1/9 …
(-1/3ずつ減少しています)
答え ?
y=aχでは、χの値が1増加するとyの値はa増加します。
「yの値が3減少する」は「yの値が−3増加する」ということに
なりますから、この性質を使うと、a=−3のものは、?となります。
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