中学歴史　近世の日本　中世から近世へ　確認問題5解答

中学歴史　近世の日本　中世から近世へ　確認問題5解答

安土・桃山時代の文化

　　次の文を読んで、後の問いに答えてください。

 　 信長や秀吉の時代には、ⓐ新興の大名や大商人にふさわしい文化がうまれた。雄大な城が築かれ、襖（ふすま）絵

　や 屏風（びょうぶ）には（　　）たちの華やかな絵が描かれた。千利休は茶の湯を大成し、京都ではⓑ歌舞伎がはじ

　まり、三味線や浄瑠璃（じょうるり）が発達した。

（１）文中の(　　)にあてはまる語句を書いて下さい。

　　　　狩野派の棟梁として織田信長、豊臣秀吉という天下人に仕え安土城、聚楽第、大坂城などの障壁画を制作した。

　　　答え　狩野永徳（かのうえいとく）

（２）写真は、この時代の代表的な城になります。兵庫県にある、この城の名前を次のア～エから選んでください。

　ア　大阪城
　イ　安土城
　ウ　名古屋城
　エ　姫路城

　　　答え　エ

（３）この城に代表される文化を何といいますか?

　　　答え　桃山文化

　　　　都市部において豪商と呼ばれる新興商人が成長し、その富を背景にした豪華で大掛かりな文化傾向が見られる。

　　また信長の政策により、仏教勢力の力が中央では弱まり、仏教主義的な作品が減り、代わりに人間中心、現世的な

　　作風が見受けられる。

（４）下線部ⓐの文化の特色を、次のア～ウから選んでください。

ア　禅宗の影響が強い。
イ　豪華・雄大である。
ウ　仏教の影響が強い。

　　　答え　イ

（５）下線部ⓑをはじめた人は誰になりますか?

　　　答え　出雲阿国（いずものおくに）

　　　　歌舞伎の創始者とされる安土桃山時代の女性芸能者。

（６）この時代に、有田・萩・薩摩などで作られるようになったものは何になりますか？

　　　答え　陶磁器（とうじき）

　　　　有田焼

　　　　　佐賀県有田町を中心に焼かれる磁器である。

　　　　萩焼

　　　　　山口県萩市一帯で焼かれる陶器。

　　　　薩摩焼

　　　　　鹿児島県内で焼かれる陶磁器。