中学理科1年 身のまわりの現象 音の世界
1、音の伝わり方
(1)音
物体の振動によって出る。
(2)空気中の音の伝わり方
音を出している物体の振動によって周りの空気が振動し、その振動が耳に伝わって、音が聞こえます。
同じ高さの音が出る音叉A,Bを並べて置き、音叉Aを鳴らすと、音叉Bも鳴り始めます。音叉Aを押さえて音を止めても、音叉Bは鳴り続けます。
これにより、物体の振動が空気中を伝わることがわかります。
?真空中での実験
密閉した容器に入れたベルを鳴らしたまま容器内の空気を抜いていくと、ベルの音は次第に小さくなっけ聞こえなくなります。容器内の吹流しの様子から、空気が薄くなっていくことがわかります。
これにより、音は空気がなければ伝わらないことがわかります。
(3)音の伝わり方
音は音を出している物体の振動が、周りの物体に伝わり波となって耳まで伝わります。
音の出ている音叉を静かに水面に触れさせると、振動が水に伝わり、波が広がっていく様子がわかります。
(4)音を伝える物体
空気などの気体や、水などの液体、金属などの固体も音を伝えます。
(5)音が伝わる速さ
空気中を音が伝わる速さは1秒間に約340mで、光の速さ(1秒間に約30万km)に比べて、はるかに遅い。
花火が見えてから音が聞こえるまでの時間をストップウォッチで計り、計測した場所から打ち上げ場所の距離を、測った時間で割ります。
・音の速さ〔m/秒〕=音が伝わった距離〔m〕/音が伝わるのにかかった時間〔秒〕
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