関係代名詞のまとめ
1 関係代名詞の使い分け
関係代名詞は先行詞によって使い分けられます。[主格]・[目的格]があります。
先行詞 関係代名詞
主格(~は、~が)・目的格(~を、~に)
人 who who,that
もの which which,that
人・物 that that
point
関係代名詞の働きは・・・ 主語 → 主格
目的語→目的格
関係代名詞の判断
関係代名詞の後の語が[動詞]なら主格。(助動詞+動詞)の場合もあります。
関係代名詞の後の語が[主語+動詞~]なら目的格になります。
例文
?She is the girl who wants to see you.
(彼女はあなたに会いたいと思っている少女です)
?She is the girl that(who) Ken wants to see.
(彼女はケンが会いたいと思っている少女です)
?This is the dog which helps the old man.
(これはその老人を介助する犬です)
? This is the dog which the old man has.
(これはその老人が飼っている犬です)
[先行詞による使い分け]
?と?
先行詞がthe girl で(人)なのでwho,that を使います。
?のように、先行詞が(人)の場合は、目的格の関係代名詞は
that のほうがよく使われます。
?と?
先行詞がthe dog で(もの)なのでwhich,that を使います。
[主格と目的格の使い分け]
?と?
関係代名詞の後に[動詞]がきて、
主語の働きをする場合は(主格)になります。
?と?
関係代名詞の後に[主語+動詞]がきて、
動詞の目的語の働きをする場合は(目的格)になります。
[主語と動詞の見分け方]
関係代名詞や[前置詞+名詞]、形容詞的用法の分詞などは、
後ろから前の名詞を修飾します。
修飾する名詞が主語のときは、主語と動詞の間に割り込んだ形になります
この場合はわかりにくいので( )でくくってみるとわかりやすくなります。
? The girl(who has long hair) is Kumi.・・・(関係代名詞・主格)
(長い髪の)少女はクミです。
? The dog(which Tom has) runs fast.・・・・(関係代名詞・目的格)
(トムが飼っている)犬は速く走ります。
? The students(in this class) study a lot.・・(前置詞+名詞)
(このクラスの)生徒たちはよく勉強します。
? The boy(talking with Bob) is Ken.・・・・・(形容詞的用法の現在分詞)
(ボブとしゃべっている)少年はケンです。
? The chair(made by Tom) is nice.・・・・・・(形容詞的用法の過去分詞)
(トムによってつくられた)椅子はすてきです。
[形容詞的用法の分詞は、関係代名詞を使って表せます]
[向こうで走っている少年はケンです]
(The boy running over there) is Ken.
‖
(The boy who is running over there)is Ken.
[ケンが撮った写真は素敵です]
(The picture taken by Ken) is nice.
‖
(The picture which was taken by Ken)is nice.
‖ (be動詞)+(過去分詞)
(The picture which Ken took) is nice.
(過去形)
[名詞を修飾するパターン]
?関係代名詞・主格
名詞 ← 関係代名詞+動詞~
(修飾)
?関係代名詞・目的格
名詞 ← 関係代
名詞+主語+動詞~
(修飾)
?前置詞+名詞
名詞 ← 前置詞+名詞
(修飾)
?形容詞的用法の現在分詞
名詞 ← 動詞のing 形~
(修飾)
?形容詞的用法の過去分詞
名詞 ← 動詞の過去分詞~
(修飾)
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