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中学理科1年 身のまわりの物質とその性質(3)気体の見分け方 確認問題1・解答

水溶液

 

1、アンモニアの性質 



アンモニアの性質を調べるために、乾いた丸底フラスコにアンモニアを集め、上図のような装置を組み立てました。次に、スポイトを押してフラスコ内に水を少量入れると、ビーカーの水が上がってきて、フラスコ内に青色の液がたまりました。これについて、次の問いに答えて下さい。

 

(1)フラスコ内にたまった水溶液は何性になりますか?

 

答え [アルカリ性]

 

(2)フラスコ内にたまる液を赤色にするには、BTB溶液の変わりに、何を加えるといいですか? 次のア~エから選んでください。

 

ア 青色リトマス紙
イ 赤色リトマス紙
ウ フェノールフタレイン溶液
エ 硝酸銀(しょうさんぎん)水溶液

 

答え [ウ]

 

・アンモニア水は、フェノールフタレイン溶液赤色に変えます。赤色リトマス紙は、青色に変わります。

 

(3)ビーカーの水がフラスコ内に上がってくるのは、アンモニアにどのような性質があるためといえますか?

 

答え [水に溶けやすい性質]

 

(4)この実験の結果から、アンモニアを集めることができない方法は次のア~ウのどれになりますか?

 

ア 上方置換
イ 下方置換
ウ 水上置換

 

答え [ウ]

 ・アンモニアは空気よりも軽いため、【イ 下方置換】も適さないのですが、この実験の結果からは空気よりも軽いかどうかは判断できない為、答えは【ウ 水上置換】となります。

(5)丸底フラスコに、アンモニアの変わりに酸素を入れて、同じように実験すると、ビーカーの水は上がってきますか?

 

答え [上がってこない]

 

酸素は水に溶けにくい性質なので、フラスコ内にスポイトで水を入れても、大量に溶け込む事はありません。ですから、ビーカーの水も上がってくることはありません。

 

 

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