中学2年数学 1次関数 1次関数の応用 練習問題2・解答
2、グラフの利用
40ℓの水が入る水槽に、水が22ℓ入っています。そこに、さらに給水を行い、満水になった時点で排水を行います。給水を始めてχ分後の水槽の水の量をyℓとしたときの、χとワイの関係を示したものが次のグラフになります。
(1)給水時には毎分[ア ]ℓの水が給水され、排水時には毎分[イ ]ℓの水が排水されます。
右上がりのグラフの頂点部分の座標を考えてみます、
χ座標は、6になります。
y座標は、水槽が満水になった時点になりますから、40(ℓ)になります。
(χ、y)=(6,40)
y=aχ+b の方程式にあてはめてみます。
(40)=a(6)+b
切片は22ですから
40=6a+22
6a+22=40
6a=40−22
6a=18
a=3
(傾き)=3
傾きは、給水時の毎分の水量になります。
給水、毎分3リットル
(切片)がわかりませんから、2元1次式で考えます。
y=aχ+b の方程式にあてはめてみます。
40=6a+b
{
22=9a+b
6a+b=40
{
9a+b=22
6a+b=40
−)9a+b=22
−3a =18
a=−6
aは、排水時の水量になりますから、毎分6リットルずつ減っていくことがわかります。
給水時には毎分[ア 3 ]ℓの水が給水され、排水時には毎分[イ 6 ]ℓの水が排水されます。
答え ア 3 、イ 6
(2)yをχの式で表すと、0≦χ≦6 のとき[ウ ]、6≦χのとき「エ 」となります。また、
このことから[オ ]分[カ ]秒後に水槽の水が無くなる事がわかります。
χ軸は、時間(分)ということがわかります。
0~6(分)までの式は
y=aχ+b
y=(傾き)χ+(切片)
(1)で(傾き)は3
(切片)は22 とわかりました。
y=3χ+22
(1)で a=−6 とわかりましたから、
40=6a+b に a=−6 を代入します。
40=6(−6)+b
40=−36+b
−36+b=40
b=40+36
b=76
y=aχ+b
y=(傾き)χ+(切片)
(1)で(傾き)は−6とわかっています。
(切片)は、b=76 ですから、
y=−6χ+76
の式になります。
水の量はy になりますから、
yに、0を代入します。
0=−6χ+76
−6χ+76=0
−6χ=−76
χ=38/3
2
χ=12 ―
3 (分)
2/3×60=120/3
=40(秒)
yをχの式で表すと、0≦χ≦6 のとき[ウ y=3χ+22 ]、6≦χのとき「エ y=−6χ+76 」となります。また、
このことから[オ 12 ]分[カ 40 ]秒後に水槽の水が無くなる事がわかります。
答え ウ y=3χ+22 、 エ y=−6χ+76 、 オ 12 、 カ 40
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