文字の式
文字式の計算
○項と係数
?4χ−5=4χ+(-5) とみたときに、
4χ、-5を式4χ−5の項といいます。
このとき、4をχの係数といいます。
?4χのように、文字が1つだけの項を1次の項といい、
1次の項だけか、1次の項と数の項の和で表される式を
1次式といいます。
○式を簡単にすること
?文字の部分が同じ項をまとめます。これを係数の和を求める。
例
5χ+2χ=(5+2)χ=7χ
になります。
a−2a=(1−2)a=−a
になります。
?カッコをはずして簡単にします。
カッコの前が+のときは、そのままにしカッコを省き計算します。
カッコの前が−のときは、カッコの中の各項の符号を変えて計算します。
例
2χ+5+(6χ−3)=2χ+5+6χ−3=8χ+2
になります。
2χ+5−(6χ−3)=2χ+5−6χ+3=−4χ+8
○文字式と数の乗法・除法
?1次の項と数の乗法・除法
係数と数の乗除をします。
例
3χ×(−7)=3×(−7)×χ=−21χ
10χ÷5=10χ/5=2χ
?1次式と数の乗法・除法
各項と数の乗除をします。
例
4(5χ–3)=4×5χ+4×(-3)=20χ–12
(15χ–6)÷3=15χ/3−6/3=5χ–2
?カッコがある式の計算
カッコをはずし、式を簡単にします。
例
2(3χ−1)−(5χ−2)=6χ−2−5χ+10=χ+8
○関係を表す式
?等号を使って、2つの式が等しいことを表したものを等式といいます。
?3χ=y+1で、3χを左辺といい、y+1を右辺といいます。
左辺と右辺をあわせて両辺といいます。
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