中学理科1年 1分野のまとめ 1、凸レンズでできる像・解答
1、凸レンズでできる像
ろうそく、凸レンズ、ついたてを図1のように置くと、ついたて上にろうそくの鮮明な像ができました。これについて、次の問いに答えてください。
(1)図1のF₁・F₂は凸レンズに平行な光を当てたとき、光が集まる点です。このように、光が集まる点を何といますか?
答え [焦点(しょうてん)]
・太陽の光のように、凸レンズの軸に平行に入射した光が、レンズで屈折して集まる点のことをいいます。凸レンズをはさんで等しい距離に焦点は2点あります。
(2)光の屈折によって起こる現象を、次のア~エから選んでください。
ア 物体を光で照らすと、反対側に物体の影ができる。
イ 茶碗の底に硬貨を置いて水を注ぐと、硬貨は浮かび上がって見えます。
ウ 光ファイバーによって、光を遠くへ導けます。
エ 鏡に自分の姿を映し、鏡から遠ざかると、自分の像も遠ざかって見えます。
答え [イ]
(3)凸レンズは動かさないで、ろうそくを点Pの位置に移動し、ついたてをろうそくの鮮明な像ができる位置に移動させました。次の文の{ }の中からあてはまる語を選んでください。
ついたてを?{ア X、イ Y }の向きに移動させると、図1の時より?{ア 大きい、イ 小さい }像ができた。
・焦点から遠くなるほど、像のできる位置は凸レンズに近づき、像の大きさは小さくなります。
(4)図1で、ろうそくは動かさないで、凸レンズをXの向きに移動させていくと、ついたてをどこに移動しても像ができなくなり、Yの側から凸レンズを見ると、ろうそくの像が見えました。この時見えた像を何といいますか?また、この像は、実物より大きいですか? 小さいですか?
・ろうそくが凸レンズの焦点よりも内側に位置する時は、実像はできません。
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