中学3年数学 式の展開と因数分解 最大公約数と最小公倍数
1、最大公約数と最小公倍数
●約数(やくすう)
整数の約数は、1とその整数の素因数,いくつかの素因数の積で表されます。
例:42=2×3×7
42の約数・・・1、2、3、7、2×3、2×7、3×7、2×3×7
●公約数(こうやくすう)
2つ以上の整数に共通な約数。最大のものを最大公約数(さいだいこうやくすう)といいます。
●公倍数(こうばいすう)
2つ以上の整数に共通な倍数。最小のものを最小公倍数(さいしょうこうばいすう)といいます。
●因数分解を使って
最大公約数・最小公倍数は、素因数分解を利用して求めることができます。
例:
84と30の最大公約数・最小公倍数を求めます。
2)84 30
3)42 15
14 5
〈最大公約数は〉2×3=6
6となります。
次に,最小公倍数は
2)84 30
3)42 15
2)14 5
7 5
〈最小公倍数は〉2×3×2×7×5=420
420となります。
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