中学3年理科 化学変化とその利用 化学変化とエネルギー 確認問題1・解答
1、化学変化と熱
化学変化が起こるときには、必ず熱などのエネルギーの出入りがあります。これに関して、?,?の実験をしました。
これについて、あとの問いに答えてください。
<実験?>鉄粉と硫黄の粉末を乳鉢で混ぜ、少量の水でこねて団子にし、温度変化を調べました。
<実験?>水酸化バリウムの粉末と塩化アンモニウムの粉末を混ぜ、温度変化を調べました。
(1)実験?、?のそれぞれは、熱の発生する反応、熱を吸収する反応のいずれになりますか?
次のア~エから選んで記号で答えてください。
ア、<実験?>は熱を発生する反応になり、<実験?>は熱を吸収する反応になります。
イ、<実験?>は熱を吸収する反応になり、<実験?>は熱を発生する反応になります。
ウ、<実験?>も<実験?>も熱の発生する反応になります。
エ、<実験?>も<実験?>も熱の吸収する反応になります。
☆ 鉄と硫黄の化合では激しく発熱をします。
水酸化バリウムと塩化アンモニウムの反応は冷却剤などに応用されています。
答え ア
(2)実験?で、反応後にできる物質は何になりますか?その名称を答えてください。
☆ 硫化鉄は、鉄とは別の物質で、塩酸をかけると硫化水素を発生します。
鉄 硫黄 硫化鉄
Fe + S → FeS
答え 硫化鉄
(3)実験?で発生する気体は何になりますか?その名称を答えてください。
☆ Ba(OH)2 + 2NH4Cl → BaCl2 + 2NH3 +2H2O
水酸化バリウム+塩化アンモニウム → 塩化バリウム+アンモニア+水
アンモニアは刺激臭のある気体で、実験の際には換気に注意をしてください。
答え アンモニア
(4)実験?の変化を化学反応式で表してください。
☆ 鉄と硫黄の化学反応式ですから、
鉄=Fe
硫黄=S
硫化鉄=FeS
Fe + S → FeS
答え Fe + S → FeS
(5)実験?の変化を熱の動きを考えて表した図になります。ア、イのどちらかになります、記号で答えてください。
☆ アは、物質Aと物質Bと熱が反応して違う物質Cができたことになり、
イは、物質Aと物質Bが反応して物質Cと熱ができたことになります。
<実験?>水酸化バリウムの粉末と塩化アンモニウムの反応は吸熱反応になります。
温度が下がるのは、化学変化のとき、周りから熱を奪うからになります。
答え ア
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