中学2年数学 平面図形 平行四辺形の性質 確認問題7・解答
7、平行四辺形ABCDの∠Aの二等分線と辺BCとの交点をPとするとき、PC+CD=ADであることを証明してください。
答え
〔証明〕
補助線を点PからCDに平行な直線を引きADに接する点をEとします。
これにより四角形EPCDは平行四辺形になります。
平行四辺形は向かい合う2つの辺の長さはそれぞれ等しくなりますから、
ED=PC・・・①
EP=CD・・・②
次に、△ABCと△AEPにおいて
仮定より
∠BAP=∠EAP・・・③
AE//BPですから
錯角により
∠EAP=∠BPA・・・④
AB//EPですから
錯角により
∠BAP=∠EPA・・・⑤
∠BAP=∠EAPですから
∠EAP=∠EPA・・・⑥
になります。
2つの角がそれぞれ等しくなりますから
△EAPは二等辺三角形になります
二等辺三角形は頂角を挟む2つの辺の長さは等しくなりますから
AE=PE・・・⑦
EP=CD・・・②
AE=CD・・・⑧
AD=AE+ED
②、⑧より
AD=PC+CD
になります。
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