中学2年数学 平面図形 平行四辺形の性質 確認問題3・解答
3、平行四辺形ABCDの辺AB、BC、DA上に、点P、Q、R、Sをとり、AP=BQ=CR=DSとするとき、四角形PQRSは平行四辺形となることを証明してください。
〔解説〕
△APSと△CRQにおいて
仮定より
四角形ABCDは平行四辺形ですから
2つの対角はそれぞれ等しくなりますから
∠A=∠C・・・①
AP=CR・・・②
四角形ABCDは平行四辺形ですから
向かい合う2つの辺はそれぞれ等しくなりますから
AD=BC・・・③
DS=BQ・・・④
ですから
ADーDS=AS
BCーBQ=QC
③、④より
AS=QC・・・⑤
①、②、⑤より
2つの辺とその間の角がそれぞれ等しくなりますから
△APS≡△CRQ
になります。
合同な三角形の対応する辺はそれぞれ等しくなりますから
PS=RQ・・・⑥
次は、△BPQと△DRSにおいて
仮定より
DS=BQ・・・④
四角形ABCDは平行四辺形ですから
2つの対角はそれぞれ等しくなりますから
∠D=∠B・・・⑦
四角形ABCDは平行四辺形ですから
向かい合う2つの辺はそれぞれ等しくなりますから
AB=CD・・・⑧
BP=ABーAP
DR=CDーCR
④、⑧より
BP=DR・・・⑨
④、⑦、⑨より
2つの辺とその間の角がそれぞれ等しくなりますから、
△BPQ≡△DRS
になります。
合同な三角形の対応する辺はそれぞれ等しくなりますから、
PQ=SR・・・⑩
⑥、⑩より
向かい合う2つの辺がそれぞれ等しくなりますから
四角形PQRSは平行四辺形となります。
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