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中学理科1年 色々な力の世界2 2力の働き 確認問題2 解答

力の世界

中学理科1年 色々な力の世界2 2力の働き 確認問題2 解答


 圧力


 図1のように辺の長さが5cm、10cm、20cmで、30N(ニュートン)の重力がかかる直方体を水平な床の上に乗せました。これについて、次の問いに答えて下さい。


(1)図1の直方体を、床に接する面を次のように変えて置きました。床の面に働く圧力が大きいものから順に書いて下さい。


   答え [ア→ウ→イ]


   ・圧力は面に接する面積に反比例しますから、


    アの底面積は、5(cm)×10(cm)=50(㎠)
    イの底面積は、10(cm)×20(cm)=200(㎠)
    ウの底面積は、5(cm)×20(cm)=100(㎠)
   
     になります。ただし、圧力をもとめる計算をするときは?にしますから。


   ア50(㎠)=0.5(?)
   イ200(㎠)=2(?)
   ウ100(㎠)=1(?)


     圧力は面に接する面積に反比例しますから、面積の小さいものから順に並べます。


     0.5(?)→1(?)→2(?)になります。


(2)0.5(?)→1(?)→2(?)のとき、床の面に働く圧力を、大きいものから順に、最も簡単な整数の比で答えて下さい。


   答え [4:2:1]


   ・0.5(?)→1(?)→2(?)ですから、全体に2をカケます。


    0.5(?)×2→1(?)×2→2(?)×2


    1→2→4になります、圧力は面に接する面積に反比例しますから順序を逆にします。


    4:2:1になります。



(3)0.5(?)→1(?)→2(?)のとき、最も圧力が大きくなるときは、何Pa(パスカル)になりますか?


   答え [6000]Pa(パスカル)


   ・圧力が最も大きくなるアのとき、底面Qの面積は、0.05(N)×0.1(m)=0.005(?)になります。


    圧力をもとめる式は、


    ○ 圧力(Pa)パスカル=面を垂直に押す力(N)÷力が働く面積(?)


       30(N)÷0.005(?)=6000(Pa)になります。


 


(4)図1の直方体の上に、図2のように金属の塊を乗せると、直方体が床に及ぼす圧力が3倍の大きさになりました。上に乗せた金属には、何N(ニュートン)の重力がかかっていると考えられますか?


   答え 「60]N(ニュートン)


   ・圧力が3倍になるには、物体全体にかかる重力が3倍になればいいのですから、金属にかかる重力は、直方体にかかる重力の2倍になります。


    式に表すと、


    6000(Pa)×3=χ(N)÷0.005(?)


    18000(Pa)=χ(N)÷0.005(?)


    χ(N)=18000(Pa)×0.005


        =90


      3倍になると、面を垂直に押す力(N)は90N(ニュートン)になります。もとの30Nを除けば、上に乗せた金属にかかる重力がわかります。


     90(N)−30(N)=60(N)



 

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