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中学1年理科 水溶液の性質(2)溶けているものを取り出す

水溶液

中学1年理科 水溶液の性質(2)溶けているものを取り出す



2、水に溶けている物質は取り出せるか? 溶解度(ようかいど)


(1)溶解度


    一定量の水に溶ける物質の限度の量


    物質の種類と水の温度によって決まっています。温度が高いほど溶ける量が大きくなるものがたくさんあります。溶解度は、100gの水に溶けている質量で表します。


(2)飽和水溶液(ほうわすいようえき)


    物質が、溶ける限度の量(溶解度)まで溶けている水溶液。


   例


    50℃の水100gに85.2gの硝酸カリウムが溶けている水溶液。



(3)溶解度と再結晶


    水溶液を冷やす再結晶の方法は、温度による溶解度の差が大きい物質ほど行いやすくなります。


   ?硝酸カリウムの場合


     水の温度が高いときに溶解度が高く、温度が低いときに溶解度が低いので、高い温度の飽和水溶液を冷やすと、溶けきれなくなった物質が再結晶します。


   ?食塩の場合


     温度が上がっても、溶解度が余り変化しないので、飽和水溶液の温度を下げても、少量しか再結晶しません。

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