中学3年理科 運動とエネルギー 速さと運動の調べ方
2.運動の様子を調べる
(1)記録タイマー
スイッチを入れると電磁石や電気花火の放電によって、一定の時間間隔でテープに打点を記録する装置。
東日本では1秒間に50回、
西日本では1秒間に60回打点するものが多い。
(2)記録されたテープの処理
テープに記録された打点から、物体の一定時間ごとの移動距離がわかります。
0.1秒ごとの物体の移動距離を調べるには、東日本では5打点、西日本では6打点ごとの打点を測ります。
テープを0.1秒ごとに切り取って、グラフ用紙に左から順に貼り付けると、
横軸が時間・縦軸が0.1秒間に移動した距離を示します。
(3)グラフに貼ったテープの見方
テープが長いほど0.1秒間に移動した距離が大きく、速さが大きくなります。
・テープの上端が右上がりになっているときは、速さは大きくなっています。
・テープの上端が右下がりになっているときは、速さは小さくなっています。
・テープの上端が水平になっているときは、速さは一定になります。
(4)ストロボ写真
物体が移動するときには、速さだけではなく向きも変化することが多い。
ストロボ写真を利用すれば、運動の様子がほぼ連続的に記録でき、物体の速さと運動の向きを調べることが出来ます。
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