中学3年理科 運動とエネルギー 力と運動(2)
1、力がはたらかないとき、物体はどんな運動をするか?
(1)等速直線運動(とうそくちょくせんうんどう)
ドライアイスが滑らかな水平面上をすべるとき、ドライアイスと面の間にはほとんど摩擦力がはたらかない状態となり、ドライアイスはほぼ同じ速さでまっすぐ運動します。
このように、同じ速さで一直線上を動く運動を等速直線運動といいます。
?時間と速さの関係時間が経過しても速さは変化しません。
横軸に時間、縦軸に速さをとってグラフをかくと、横軸に平行な直線となります。
?時間と移動距離の関係
移動距離は、経過した時間に比例します。横軸に時間、縦軸に移動距離をとってグラフをかくと、原点を通る右上がりの直線になります。
移動距離[m]=速さ[m/秒]×時間[秒]
(2)慣性の法則
物体に力がはたらかない時や、力がはたらいてもそれらがつりあっているとき、止まっている物体はずっと止まっているし、動いている物体は等速直線運動を続けます。
これを慣性の法則といいます。物体がもっているこのような性質を慣性といいます。
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