中学2年数学 連立方程式 3確認問題6・解答
6、10%の食塩水χgと20%の食塩水ygとを混ぜ合わせて、16%の食塩水を1000g作るつもりであったが、10%の食塩水と間違えて水を入れてしまいました。このとき、次の問いに答えて下さい。
(1)10%、20%の食塩水をそれぞれ何g混ぜるつもりだったか求めて下さい。
16%の食塩水を100g作るつもりですから、
食塩水の量 1000g
食塩水の濃度 16%
食塩の量 1000g×16/100=160g
食塩水の量で考えます。
(作るつもりの食塩水の量)=(10%の食塩水の量)+(20%の食塩水の量)
1000g = χ(g) + y(g)
できた食塩の量で考えます。
(できた食塩の量)=(10%の食塩の量)+(20%の食塩の量)
160g = χ×1/10 + y×1/5
= χ/10 + y/5
連立方程式を作ります。
χ+y=1000
{
χ/10+y/5=160
χ+y=1000
{
10(χ/10+y/5)=10×160
χ+y=1000
{
χ+2y=1600
χ+y=1000
−) χ+2y=1600
−y=−600
y=600
χ+y=1000 に y=600 を代入します。
χ+(600)=1000
χ=1000−600
χ=400
χは、10%の食塩水の量
yは、20%の食塩水の量 になります。
答え 10%の食塩水の量 400(g) 、20%の食塩水の量 600(g)
(2)水を入れたため、何%の食塩水になりましたか? 求めて下さい。
(食塩水の量濃度)=(食塩水の量)÷(食塩の量)
ですから、
できた食塩水の量は、1000g ですから加えた水の量は400g になります。
食塩水の量は、(20%の食塩水)+(水の量)ですから、
は、600(g)+400(g)=1000(g)
食塩の量も、20%の食塩だけです
(食塩の量)=(食塩水の量)×(濃度)
=600×1/5
=120(g)
(食塩水の量濃度)=(食塩の量)÷(食塩水の量)×1/100
= 120 ÷ 1000 ×1/100
=12
答え 水を入れてできた食塩水の濃度 12%
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